資産開発三部
丸濱 和通
2024年入社
システム情報工学
研究科社会工学学位
プログラム 修了


PROFILE
大学院では主に都市計画を専攻。中堅デベロッパーを志望する中で、サンケイビルのオープンカンパニーに参加。様々な事業を柔軟に手掛け、若手のうちから幅広く経験できる点に惹かれて入社を決めた。持ち前の愛嬌で、同期、先輩、上司、多方面から可愛がられているとか。
教えて任せて、が
サンケイビル流の育て方。
1人の新人に先輩社員3人が
サポーターにつく、
サンケイビル独自の育成システム。
そのねらいと成果について、
部署の先輩後輩として
日頃から一緒に働く2人が
語り合いました。

資産開発三部
斎藤 大我
2023年入社
国際社会学部 卒業

PROFILE
大学時代は男女混成チアリーディング部に所属。「街づくり」を志し、デベロッパーや鉄道会社を中心に就職活動。メディア系ならではの強みと、個性豊かな物件に魅力を感じて入社した。面倒見の良さと仕事への熱量は社内でもピカイチ。
最高の成長環境と出会い

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今日はよろしく。いつものテンションでいきましょう(笑)。まずは二人の出会いから。初めて会ったのは、丸濱君たち内定者と新入社員だった僕らとの懇親会だったよね?
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では、末っ子キャラでいきますね(笑)。懇親会で斎藤さんと私は真向かいで座っていました。今と変わらぬ優しそうなお顔だったので、ガンガン質問してやろうと思ったんです。でも、ものすごい熱さで語り返されちゃいました。
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そうだっけ? 僕はずいぶん熱心な内定者がいるなあと感心していたんだけど。
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新入社員がこんなに楽しそうに仕事を語れるんだと。聞けば同い年らしい。すごいなあと思う反面、自分にできるのか少し不安になりました。
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それは大変申し訳ないことを。で、入社したら今度はその熱い男が隣にいたわけだ(笑)。この資産開発三部への配属を聞いて、どう思った?
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私はシステム情報系の学部出身なので、バックオフィスに配属されるだろうと思ってたんです。だから、いきなり最前線と聞いて結構衝撃でした。斎藤さんも外語大出身だから、驚いたでしょう?
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いや。色んな現場を経験できる部署だと聞いて、これはラッキーだなと思った。建築や不動産に関する知識がないぶん、数をこなしていくしかないと考えていたからね。
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やっぱり当時から熱い人だったんですね(笑)。確かにうちの部は用地取得から竣工、運営から売却までの全工程を担うし、オフィスからホテル、物流施設、複合施設まで、アセットは多岐に渡る。社内でもかなり異色な存在ですね。
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まさに「何でも屋」だよね。それでいて入社数年の若手がどこよりも多くて、一年目からどんどん仕事を任される。
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サンケイビルの養成機関、虎の穴ですね(笑)。部長のもとに8名のメンバーがいて、プロジェクトごとにチームが編成されるので、たった8ヶ月ですが多くの先輩方から仕事を教わりました。みなさん斎藤さんに負けず劣らず温かくて、とても個性豊か。今は、最高の成長環境に入れたと思っています。
四半期に一度の面談と
サポーター会が、人をつなぐ。
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次はサポーター制度の話に移りましょう。サンケイビルの特徴は何と言っても、一人の新人に対して3人のサポーターがつくところだよね。まずは部署内でメインサポーターが選ばれて、次に人事部が他部署から2人のサブサポーターを指名する。できるだけ幅広い人間関係をもってもらおうということで、年次やセグメント、部門などもあえて違いをつけているらしい。
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それで私の場合はメインが斎藤さんで、サブに片渕さんと米原さんがつかれた。四半期ごと、私が提出するシートをもとに3人による面談が行われて、様々アドバイスを頂いてきました。初回の面談では、目標を明確にして都度評価と反省を行うよう指導頂いたのが印象に残っています。とにかくなんでも吸収しようという思いで毎回参加してきました。
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その熱意はみんなに伝わっていると思うよ。僕が一年前に感じたのは、新人は部署以外に顔見知りが少ないから、話しかけられる相手が2人できただけですごく心強かったこと。今回もまたサブのお二人と近づけて、僕自身も勉強になっていると思う。
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「サポーター会」と名付ける懇親会も四半期に一度開かれますね。この4人に加えて、ゲストを毎回1人新人自ら招待するのがルールです。会社から費用が支給されるので、先輩たちの懐も痛めずに済む(笑)。人と人とのつながりを一番に重視する、サンケイビルらしい制度だと思いました。
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本当にそうだよね。他愛のない話がほとんどかもしれないけど、部署も年次も違う5人が集まるだけで意味があると思うんだ。新人のためだけじゃなく、参加者全員にとって貴重な時間になっている。今後も続けていってほしい制度です。

基礎を叩き込まれるから、
チャレンジに進める。
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斎藤さんと仕事で組むことはあまりありませんが、配属早々に受けた集中レクチャーがあまりにも鮮烈でした。「なんでここまでやってくれるの」と思うくらい丁寧に時間をかけて、しかも説明がすごくわかりやすい。それは同期の間でもしばらく話題になっていました(笑)。このレクチャーこそが間違いなく今の私の土台になっています。もちろんその後も、何かあるごとに教えていただきましたが。
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そう言ってもらえるとすごく嬉しいな。でも僕も新人のときに、同じことをしてもらったんだよ。そこに、自分が1年目で失敗したことや注意されたことを加えていった。これはうちの部の伝統かもしれない。
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確かに斎藤さんは、上の先輩方の前では見事に後輩してますね(笑)。そうして最初に基礎を徹底して叩き込んでもらえるから、その後どんなプロジェクトを任されてもやっていけるわけですね。部の強さの源がわかる気がします。
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年末くらいから丸濱君もどんどん任されているよね。今は社内でも指折りの高度なスキームに挑戦している。この前説明してもらって、その明瞭さに「うわ、追い越されそう」って思ったよ。
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とんでもない。まだまだ全体像を理解するので精一杯です。でも、入社1年目でこんな最先端のプロジェクトに参加できるのは幸せなことだと思います。だからこそ、自分でもっともっと知識を広げていかなければと考えるようになりました。
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いま課題に感じていることはある?
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尖った仕事をやらせてもらっている一方で、まだまだ社会人としての基礎力が不足していると感じます。特に優先度の付け方がヘタだなと。ついつい関心の向く方に走ってしまい、周囲に迷惑をかけてしまいがちなんです。ここは意識して改善していかねばなりません。それと、もうすぐ後輩たちが入って来るので、斎藤さんたちのようにしっかりとサポートできるよう万全の準備をしておきたいと思います。
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素晴らしい。もう充分に独り立ちですね。
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そう言わずに、これからも面倒見てください(笑)。

チャレンジングな場所で、
自分のキャリアをつくりあげよう。
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最後は学生さんに向けたアピールで締めくくりましょう。
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ここまでの話だと、すごくハードな印象を与えちゃったかもしれないですね。取り繕うようですが(笑)、すごく働きやすい会社だと自分は思います。制度だけではなくて、社員の自由や主体性を尊重する社風なので、ここぞというときはめいっぱい頑張って、休みたいときは遠慮なく休む。それができる会社です。とにかく温かくて面白い人がたくさんいるので、とても居心地が良いです。
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外資系ホテルに水族館、複合施設などなど、この数年でも当社のチャレンジングさはどんどん加速しています。その中で、幅広く手がけるもよし、専門性を突き詰めるもよし。若いうちに最低でも3部門を経験できるので、選択肢の多い環境で自身のやりたいことをじっくりと探しながら、一緒に「新しいカルチャー」を生み出していきましょう。
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今日も楽しい時間をありがとうございました。
(2025年2月実施)

サブサポーターから
新入社員へのメッセージ
米原(総務部広報課/2021年入社)
不動産知識の習得や担当案件への深い理解はもちろん大切ですが、どの部でも通用する力を養ってほしいとの思いから、社会人マナーや部内業務も頑張ろうと伝えてきました。たくさんの先輩から吸収して少しずつ自信もついてきたことでしょう。後輩が入ったら斎藤さんのように親身にサポートしてあげてくださいね。今後も部の戦力として、一層の活躍を期待しています。
片渕(用地開発部/2013年入社)
専門分野が違うため、業務に関する指導よりも、調査や報告、考え方などサンケイビルの一員としてのアドバイスを心がけてきました。1年目は学びながら業務についていくことで精一杯だったかもしれませんが、今後は自身の関心や強みをしっかりと見極めながら、輝ける場面をたくさん経験していってほしいと思います。