資産開発一部

山本 昂平

2021年入社
創造理工学研究科
建築学専攻 修了

新入社員

PROFILE

都市の価値向上に取り組みたいとデベロッパーを志望。企業規模よりも会社の発展性や先見性を重視してサンケイビルを選んだ。社会人サークルを設立し毎週末テニスを楽しむ。健康維持に加えて仲間も増え、良い気分転換ができている。

Style 新入生 X サポーター

任せてフォロー、が
サンケイビル流の育て方。

1人の新人に先輩社員3人が
サポーターにつく、
サンケイビル独自の育成システム。
そのねらいと成果について、
部署の先輩後輩として
日頃から一緒に働く2人が
語り合いました。

資産開発一部

安部 雄也

2017年入社
政治経済学部 卒業

サポーター

PROFILE

出会った社員の雰囲気に憧れて入社。住宅企画部、資産開発二部を経て、2021年から現在の部署。物流施設を中心とした用地仕入れを担当している。学生時代からギターを始め、今は社会人サークルのライブで演奏することも。

任せてもらった後の
フィードバックが、力になる。

  • 安部

    さあ、 張り切ってやろうか。

  • 山本

    いつも隣の席で普通に話してるから、なんか妙な気分ですね。

  • 安部

    緊張するガラでもないでしょ。でも、配属された頃はなんか僕に身構えてたよね?

  • 山本

    安部さんは結構強面だから、怖かったんですよ。

  • 安部

    えー、マイルドな顔だと思うんだけどなあ。その頃は案件が佳境だったからこわばってたんだよ、きっと(笑)。でも山本は、最初から新人らしからぬ落ち着きを見せていたよ。配属されてすぐにアポ電※やったの覚えてる? 僕なんかでもいまだに緊張する仕事だから、心配して様子をみてたんだけど、何件かやったらもうベテラン社員のような話しぶりになってた(笑)。
    ※アポ電=アポイントを取るための電話

  • 山本

    苦手なのを悟られないようにしていただけですよ。でも、そうやってどんどん任せてもらえるから、苦手なものが確実に減っていきました。

  • 安部

    「放任」と言われなくてよかった(笑)。山本の場合は、自分から色々考えてやるタイプだから、最初から手取り足取りの必要はないと思った。2、3ヶ月経った頃かな、役員会議用の資料作成には燃えてたね。

  • 山本

    安部さんから何度も何度も赤字の修正をいただきましたね。でも、部署として案件を通してもらうための大事な資料だったから、任せてもらえるのがすごく嬉しかったんです。どんなに厳しい要求でも応えていこうと思ってました。ひょっとして遠慮されてました?

  • 安部

    いや、全然。そもそも出てくるものがちゃんとしてたから、もっと高いレベルを求めようと思ったね。

  • 山本

    今もそうですが、任せてもらった後に必ずフィードバックをいただけるのが嬉しいです。

  • 安部

    他の先輩たちも同じだと思うよ。僕もそうやって育ててもらったから。

部署も年次も異なる
3人のサポーター。

  • 山本

    この会社のサポーター制度って、新入社員一人に対して3人もつくじゃないですか。どうやって3人を決めるんですか?

  • 安部

    まず中心となる一人は部署内で決める。一緒に仕事を組む機会が多いだろうということで、僕が選任された。他の2人は人事部が決める。できるだけ幅広い人間関係を持ってもらおうということで、違う部署から。年次もあえて違いをつけてるらしい。

  • 山本

    なるほど、よく考えられてますね。確かに最初のうちは他部署の人と話をする機会が少ないですもんね。それに、自分が何年目になるとここまで成長しなければいけないんだって指標にもなるので、すごくありがたいと思いました。

  • 安部

    確か僕が新人のときに3人制が導入されたんだよ。部署の先輩だけだとどうしても自分の部署の仕事の話ばかりになるけど、他部署の人が加わると他部署での取り組みとかからプライベートの話までできるので、すごくいいなと思った。僕はサポーターにつくのが今回初めてだったから、他のサポーター2人からは自分たちが担当した新入社員がどうだったとか、色々と参考意見やアドバイスをもらえて助かったよ。

  • 山本

    手厚い制度だなと思ってましたが、サポーターにとってもメリットがあるんですね。

  • 安部

    上司とはまた違う立場で、人の育て方、接し方を考えるいい機会になったと思う。会社としても、しっかりサポートしたいからこそ、「サポーター会」といういわゆる懇親会なんかにも補助を出してくれる。以前は四半期に1回やる面談の後に必ず4人で懇親会に繰り出してた。面談をすっとばしたこともあったかな(笑)。今はコロナでなかなかできないからねえ。

  • 山本

    そこはすごく残念です。安部さんの本当のキャラを知りたい(笑)。

仕事の厳しさを、自由に楽しむ。

  • 安部

    僕らがいる部署は、オフィスにホテル、マンションとアセットタイプも限定しないし、用地の仕入れから開発、売却までを一気通貫で行う。いわば何でもありの部署だ。最近は物流施設なんかも多くなってきた。ここの仕事についてはどう感じてる?

  • 山本

    部署そのものが総合デベロッパーですよね(笑)。物流施設は比較的小規模かつ短期で終わるものが多いので、新人にはたくさん携われていいなと思っています。ここでいろんなアセットに関わって勉強したいですね。安部さんは確か3つ目の部署ですよね? 今の仕事は何が面白いですか?

  • 安部

    僕らが今やってるのは用地仕入れがメインで、あれこれ努力しても実を結ばないことが多いよね。でも、用地がないと開発は何も始まらない。いわば0を1にする仕事だ。しんどいけど、そこが面白さだと思ってる。そしてそこから先、10までの積み上げ方を自由に考えられるところも、これまた楽しい(笑)。

  • 山本

    ワクワクしますね。僕は学生時代に建築を学んで、都市の未来についてずっと理想を語っていました。でも企業人になって、そこに事業性も追求しなければならないことを痛感した。すごく難しいことですが、それらがトレードオフの関係でなく両立できるための方法を考えていきたいなと思っています。

  • 安部

    1年目でそこまで思えるのが、すごいと思うよ。僕なんか仕事を覚えて先輩についていくのが精一杯だったから。休日に色んな建物を見て回ってるんだって?

  • 山本

    はい、新しいビルや商業施設ができたらすぐに見に行っちゃいますね。趣味を仕事にと言ったら大げさですが、オンとオフをあまり区別したいと思わなくて。

  • 安部

    なるほど、そこにストレスを感じないんだ。羨ましい。そういえばまだ見せてもらったことないけど、アイデアメモも続いているの?

  • 山本

    思いついたことをちょっと書き留めるだけですけどね、1日1つ。とりあえず1年間は続けようと思ってます。

  • 安部

    立派な後輩を持てて、先輩は嬉しいよ(笑)。

全員で若手を助け、
育てる風土がある。

  • 安部

    最近は、よく他のメンバーからも仕事を頼まれてるみたいだね。これまでは僕が山本をサポートしてきたけど、これからは山本がメインに立って、僕がサポートに回る仕事も増えてくると思うよ。

  • 山本

    緊張してきました(笑)。これまでと変わらず、わからないことはどんどん質問させてください!

  • 安部

    望むところです(笑)。でもこれからは、他の先輩や他部署の人たちにも遠慮せず聞きに行けばいいと思う。サポーター制度に関係なく、この会社にはみんなで若手を助けよう、育てていこうという風土が根付いてるから。それは絶対、制度や研修以上の力を与えてくれるはずだよ。

  • 山本

    すごく安心しました。早速同期のメンバーにも伝えておきます。今日はありがとうございました。

  • 安部

    おつかれさまでした。さあ、仕事に戻ろうか(笑)。

(2021年10月実施)

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