Style パパ X ママ

仕事も家庭も、
自分らしく。

経営企画部 チーフ

木村 駿介

2015年入社
理工学部経営工学科
卒業

PROFILE

経営企画部でベンチャー企業への出資や、社内ベンチャー制度を推進。会社員の妻と1歳になる娘との3人暮らし。自他共に認める会社の「宴会部長」で、揺るがない司会担当。週末は大好きだったゴルフをやめて得意の手料理をふるまう。

社員一人ひとりが存分に能力を発揮できる環境こそが、
働き方改革の原点。
仕事に育児に頑張るパパとママが、
苦労と感謝の日々を語り合ってくれました。

技術二部 チーフ

吉本 万里子

2010年入社
工学研究科
建築都市科学専攻
修了

PROFILE

技術二部で建物(新築マンション、物流施設など)の建設管理に取り組む。会社員の夫と長男、次男の4人家族。現在も時短勤務を活用中。物腰の柔らかさと気さくさで、若手社員からの信頼も厚い。ストレス解消法は水泳と、家族が寝静まった深夜にNetflixを観ること。

働き方を選び、使える制度はフル活用。

  • 木村

    こうして吉本さんとゆっくりお話をするのは久しぶりですね。息子さんたちもずいぶんと大きくなったでしょう?

  • 吉本

    木村さんが法務部にいたころ私は事業本部にいて、よく相談させてもらいましたね。上の子は7才、下は4才になります。木村さん家は確か娘さんでしたよね?

  • 木村

    はい、1才になりました。まさか自分が父親になるとは思っていなくて、あまりの可愛さにびっくりしています。大好きなゴルフもやめて、週末はずっと娘にくっついてます(笑)。少し前に妻が仕事に復帰したので、毎朝保育所には私が送り届けを。この日課もまた楽しい時間です。わんぱく盛りの男の子2人だと、きっと賑やかな朝なのでしょうね?

  • 吉本

    それはもう、毎朝戦争です。今は時短勤務にしていて、次男の送り迎えは基本私がやっています。学校や保育園の行事があるときなんかは、時間休を使って参加して、そのまま自宅に戻ってリモート勤務。制度をフル活用させてもらっていますね。もちろん、夫も電動ママチャリもフル活用です(笑)。

  • 木村

    電動ママチャリは我が家も購入検討中です(笑)。制度だけじゃなく、それを使える環境であることも重要ですよね。私の場合は、担当役員に近々子どもが生まれる予定だと伝えたら、「おめでとう」よりも先に「じゃあ育児休暇を取って」と言われました(笑)。男性の育児休暇取得をもっと推進したかったのでしょうね。その直前に2週間取得した男性社員がいたので、私はその上を行こうと3週間にしました。その後1ヶ月、2ヶ月と記録が更新されているようなので、役目は充分に果たせたかと思います。

制度だけでなく、意識改革も進行中。

  • 吉本

    確かに、この一年で男性社員の取得が一気に進みましたね。実は私、次男のときに育児休暇を3年もらったんですよ。生まれる直前に夫の海外転勤が決まったので、人事部に相談に行ったら「当社には休職制度がない代わりに育休を3年使えます」と教えてもらいました。帯同予定期間とほぼ同じだったので、もう迷わず取得させてもらいました。

  • 木村

    たいていの会社は上限2年だから、3年はすごいですね。毎月3万円までもらえる保育料補助制度も、ついでにアピールしておきましょうか(笑)。お子さんたちは環境の変化についていけましたか?

  • 吉本

    子どもの順応力はすごいですよ。現地に行ったときも日本に帰国したときも、変化そのものを楽しんでいました。むしろ大人のほうが馴れるのに時間かかったかも。子どもたちとずっと一緒にいられましたし、とても楽しい3年間を過ごせたと思います。

  • 木村

    幼くして異文化を見ることができたのは、お子さんにとってもすごく良い経験だったでしょうね。吉本さんご自身は仕事で3年のブランクになったわけですから、職場復帰のときはさぞかし不安だったでしょう?

  • 吉本

    不安でしたね。でも定期的に人事部から会社や部署の情報をもらっていたので、浦島太郎にならずに済んで助かりました。3年間にできた建物なんかも復職直後に見学させてもらって、会社の成長ぶりを実感しました。何より、「お帰りなさい」とみんなから温かく迎えてもらえたのが、嬉しかったです。若いパパやママが以前よりも増えて、働きやすくなった印象も受けました。

  • 木村

    おっしゃる通り、制度が充実するにつれて、育児に対する職場の理解も格段に進んだ気がしますね。みんなで「助け合う」という感覚がもはや当たり前になってきた。うちの部にはパパママが少ないので、逆に十分過ぎるほど気を遣ってもらっています。うちの子どもが少し熱を出しただけで、「それは大変だ。今すぐ帰れ」って(笑)。

  • 吉本

    本来が優しい人たちばかりですから(笑)。私や木村さんはかなり自由が利く仕事ですけど、まだ部署や担当によっては差があるのも事実。そこがこれからの課題ですね。人事部の人たちがこまめにヒアリングしてくださっているようなので、期待しましょう。

パパママの力で、
仕事も働く環境もさらにレベルアップ。

  • 木村

    子育て経験が仕事につながるようなことはありますか?

  • 吉本

    いま住宅の仕事が多いので、とってもつながっていますね。こうしたらお母さんがもっと楽になるだろうとか、これは子どもにとって危険だとか、以前にはなかった親としての観点がたくさんできましたね。最近は電動ママチャリの重さを身をもって知ったので、自転車置場の改善が目下のマイテーマとなっています(笑)。

  • 木村

    それ、わかるなあ。ベビーカーが通りにくい建物なんかを見ると、「いったいどこの会社が作ってんだ」と思っちゃいますよね(笑)。私はいまベンチャー企業への出資や社内ベンチャー制度の推進に取り組んでいて、特に保育や教育関連のサービスに強い関心をもっています。少子化対策は重要な社会課題でもあるので、デベロッパーとして自分たちに何ができるのか、そんな風に仕事を考えるようになりました。

  • 吉本

    すごい。かつての木村さんじゃないみたい(笑)。お酒の飲み方もさぞかし変わったのでしょうね?

  • 木村

    それは今後の重要課題ということで(笑)。社内に「コミュニケーションテーブル」という制度があるじゃないですか。普段の業務やプライベートで関わりの薄い社員同士が、立場や組織に関わらず交流・情報交換できる場として、会社が費用を出してくれるやつ。先日、社内とグループ会社の新米パパが集まって飲んだんですよ。親睦と情報交換が目的でしたけど、普段仕事では交流のないメンバーもいてすごくいい機会になりました。世代間も広くつながるので、今後も継続していこうかと思います。

  • 吉本

    それはいい理由ができましたね(笑)。ママたちの交流はランチタイムが多いかな。若い人たちはみなさんしっかり計画を立てて、情報収集もぬかりないんです。こちらが教わることのほうが多いくらい。でもこういう意識の高い人たちが出てくることで、社内の制度や環境はさらに向上していくのだと思います。いい循環が生まれていると感じましたね。

  • 木村

    パパママの力で、仕事も環境ももっともっとレベルアップさせていきましょう。今日はありがとうございました。

(2025年2月実施)

サンケイビルの支援制度

ライフサポート休暇

家族の負傷疾病の看護、子の学校行事都合、出産準備、孫の育児支援、不妊治療といった理由のほか、生理休暇として年間5日付与される特別有給休暇

産前産後

  • 産前産後休業

    出産予定日の産前6週間、産後8週間に対する休業。

出産後〜育児時

  • 配偶者出産休暇

    子が誕生したときに5日付与される特別有給休暇。

  • 育児休業

    子が3歳に達するまで取得できる。また、連続7日間以上の育児休業について、休業開始日から起算して最大30日間は有給となる。

育児休業後

  • 時短勤務

    子が小学校を修了するまで、1日につき2時間まで短時間勤務ができる。

  • 始業終業の繰上・繰下勤務

    子が小学校を修了するまで、始業及び終業時刻の繰り上げ・繰り下げ制度(最大1時間)を利用することができる。

  • 育児フレックス制度

    子が小学校を修了するまで、フレックスタイム制を利用することができる。

  • 子の看護等休暇

    子が小学校を修了するまで、年間5日(2人以上の場合は10日)子の体調不良時や予防接種・健診、学級閉鎖などで利用することができる特別有給休暇。

  • 保育料補助制度

    扶養の有無に関係なく、保育施設(原則として認可保育施設、認証保育施設ならびに認可外保育施設)に子を預ける社員に対して、月極保育料の実際負担額の50%を補助(1世帯あたりの補助上限額は月額3万円)。

2025年4月改定

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